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つれづれなるままに萌えを吐いています。
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ブラコンの原作、1stシーズンだけ読破してきました。
(あとは短編集と4コマ)

あらすじはこう。
11人の男兄弟(しかも全員彼女なし)の家に女の子が一人放り込まれる。(なお家の外にもう2人いる)
父親の再婚相手には「どの子が好み?」とか聞かれる始末。
(…この親にしてこの子ありというか、朝日奈の兄弟の悪癖は間違いないなくこの人のせいだw)
今まで一人で過ごすことが多かった主人公は、大勢の家族に囲まれてそれこそコロッケの争奪戦とかするようなほのぼのした家庭生活が送れると思ってた。

…なのに、男兄弟からは「妹」ではなく「女性」として見られ、告白され、抱きつかれ、キスされ、押し倒される。
そして妹争奪戦になって家庭が崩壊していく。
そんな有様を見て、主人公がが出した結論とはーーー。

さてここで冷静に分析したい。
まず、禁断の兄妹愛と言ってますが、再婚相手の連れ子とは 結婚できるそうですよ!
…まあただ、本人にその気がないなら仕方ないですが、その気になればできちゃうわけです。
そういう意味では、「キョーダイだから」という負い目はあまり意味を成しません。
(侑介…お前そんなに悩まなくてもいいんだよ…)
しかし、この原作は乙女ゲーのシナリオのようなもの(ピクチャーノベルと言うらしい?)。
つまりどういうことかというと、「誰かとのゴールはゲームのルート以外書かない」のです。(フィーチャリングは多分別だと思うけど)
主人公はできるだけ意志を持たせず、視聴者に感情移入させてよりどりみどりの兄弟から好みを見つけて妄想するのが乙女ゲーです。そこに「答え」を用意するとどうなるか。…他キャラを好きなファンが怒るわけです。
一方、男性向けのハーレム作品に目を向けると、「正妻」が決まってることがよくあるわけです。周りにも魅力的な女性がいて奪い合いを始めても、正妻のもとに戻ってくる。。女性向けは、驚くほどそういう作品が少ないように思えます。

さて、このブラコン。
原作を読むとどうにも「正妻」未遂な状態になる人物が約1名いるように見受けられます。
他のルートがあるはずの乙女ゲーでは、あまり例が見られないように思えます。
うたプリに、はる時に、アンジェリークに、「正妻」ポジションなんてあっただろうか。。
(うたプリのアニメは個人的にトキヤが正妻だと思っていたけど)

「正妻」未遂と言うからには、シナリオ上の特殊性があるのです。
それをファンは、公式までも、「公式チート」だの「一番卑怯」だのと言う。
そこが男性向けと女性向けのハーレム作品の作りの違いなような気がするわけです。
男性向けハーレムアニメのメインヒロインに「公式チート」とか「卑怯」とか言わないですよねー。
この違いはなんなんでしょうか。性差?

何が言いたいかっていうと。
1stであんだけ互いに心の内を見せ合ったのに、報われない彼が可哀想なんですわw
誰かとくっつくエンドがあれば、ぜひ彼にと思う。それだけ濃い内容だった。
これが少女マンガだったらちゃんとくっついて終わったんだろうけどなあ。。
少女マンガと乙女ゲーは似て非なるものなのかもしれません。

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清水 澪
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しがない文字書き&漫画描き。一次創作メイン。二次萌えは上杉主従とSRWOGのアクセルさんと★矢のアフロさん。
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